2018-04-11 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
その意見を反映しながら、地域の取組、例えば、利用者の少ない閑散路線をデマンド交通化するというようなことで、地域の移動手段を維持する等の工夫した取組が進められております。 また、高齢者の移動手段につきましては、まず、地方公共団体で交通部門と福祉部門の連携を強化するということが必要でございます。
その意見を反映しながら、地域の取組、例えば、利用者の少ない閑散路線をデマンド交通化するというようなことで、地域の移動手段を維持する等の工夫した取組が進められております。 また、高齢者の移動手段につきましては、まず、地方公共団体で交通部門と福祉部門の連携を強化するということが必要でございます。
最後に、国鉄バスの問題でございますが、国鉄再建監理委員会は去る五十八年八月に行われた提言で、閑散路線の整理、民営バス等と競合している路線の整理、競合しない路線についても極力民営バス等へ譲渡することと、こういう御指摘がございまして、私は極めて妥当な御提言だと考えておったわけであります。ところが、去る三月六日の新聞によりますと、国鉄バスを地域別に統合して民営化させるという方針のようでございます。
そこで、例えば民営バスにおきましても、企業的には絶対維持できないいわゆる閑散路線というのですか、御承知のとおり平均乗車密度ですか、これが五人未満、これはやはり国鉄の場合でももう絶対に経営困難でございますから、民営と同様にこれは整理の道を進める以外にないと私は思うのでございますが、例えば五人以上の、いわゆる閑散路線でなくても、民営と非常に競合するようなところは、お互いにこれむだな競合はやめて十分話し合
○井岡委員 そこで、鉄監にもう一つだけお尋ねをしたいのですけれども、路面電車で再建団体にならずに努力したところは、いわゆる閑散路線と言うのですか、そういうものに対しては補助があるわけですね。一例を挙げると、これは鹿児島の場合です。ところが、札幌は再建団体になったために同じような閑散路線でありながら補助がない。
これを考え方を別にしますというと、その収入が経費まで達しないその部分は、やはりそういう赤字路線があるので、そこには経費は同じようにかかるが収入の方が少ないということでございますので、その収入でカバーできない経費の三〇%分を政府がある程度めんどう見ておるということは、赤字閑散路線のめんどうを見ておるという言い方もできるわけです。
ぶというふうな結果も出てまいりますので、やはりその点については若干の改善をする必要があるだろうというふうに考えまして、一つの点は、これも来年度予算でございますけれども、市町村代替バスに対する補助率を高めまして、たとえば代替バスを買うときの車両単価を引き上げるというふうなことをやりまして、代替バスを受け入れやすくなるような体制を講ずる、そういったことをやります一方、従来、五人未満の乗車密度しかない極端な閑散路線
三千四百キロの不採算路線、閑散路線を切るという、この一番中心になっているのは、このときの論理は、国鉄が何で赤字になったかという問題とからんでいる。国鉄を取り巻く構造的な変化である。乗客が航空機にとられる。東名高速その他どんどんできますから、トラック輸送の面で貨物はとられる。そういうおのおの交通機関の競合というものが、非常に大きなウエートを占めている。片方はモータリゼーションですよ。
、先生御指摘のような問題点について結論が出るまでこれを一応ストップしてどうのこうのということは、これはなかなかむずかしいと思いますけれども、大臣が御答弁申し上げましたように、いずれにいたしましても、国鉄という特殊な性格の運営するものである、その公共的な使命というものと、しかし、バスの機能ということについて民営企業との関係はどうか、民営企業につきましてもやはり同じように定期の割り引きをし、そうして閑散路線
それから過疎バス、俗に言う地方閑散路線でございますが、これにつきましては、実は、新規の免許申請というものはございませんわけでございます。したがいまして、民営、公営というふうなことにつきましての、特に新規路線免許という事例はございません。
大都市のように、通勤通学の混雑を緩和するためのいま考え得るあらゆる措置、これは道路も含めましてとっておることは御承知のとおりでございまして、また過疎地帯のほうは、これはまあ主として、道路もありますけれども、運輸省の所管の事項が多いのでございまして、昨年この国鉄の法律案を審議されました際に、御承知のように衆議院でずいぶんいろいろ御審議がありましたが、そういう御意見にも従いまして、非常に利用者の少ない閑散路線
ただいま言うような閑散路線、いわゆる赤字線、ローカル線、そういうものが駅員配置でない無人駅として残せるかどうか、そういうことが考えられるかどうか、あるいはまた、鉄道はできないけれどもバスにかえ得るかどうか、そういうような努力が払われておる、こういうことまで申し上げておるのです。
○中曽根国務大臣 国鉄赤字線といわれておりますが、これは経済的な考え方で呼んだ名前、あるいは国鉄が経理上呼んだ名前で、私はこれを政治家としてみると、赤字線というよりもむしろ閑散路線といったほうがいいんじゃないか。なるほど確かに国鉄はこれらの路線を抱えて非常にお困りになっておることは事実でありますし、年間四百数十億に及ぶ赤字の原因になっておることも事実であります。
国鉄の閑散路線については先ほど申し上げたとおりであります。 以上のような方針に基づいて地域住民の足を最低限確保するように努力していくつもりであります。
○中曽根国務大臣 先ほど申し上げた閑散路線の問題につきましては、中川委員にお答え申し上げたとおりでありまして、非常に慎重に、政治的な配慮も行なってやりたいと思っております。
国鉄は、たとえ、いなかを走る閑散路線といえども、その地方の開発にとっては欠くことのできない重要なものであります。公共のために大いに役立っているのでありまして、今日までの応答で、原価主義、独立採算のみが強調されて、そのため、国鉄本来の持つ公共福祉と産業文化への保護育成は没却せられておるのであります。新線の建設等は、国鉄財産を増す行為であり、投資によるのは当然であります。